御祭神:息長足姫命(神功皇后)
設立:仲哀天皇の9年(西暦200年頃)
御神徳:武運長久・勝運・開運・聖母・子宝・安産
宝の国・新羅に出兵するに当たり、皇后は七面山(鏡山)に登り、天神地祇を祭って戦勝祈願をしたところ、山頂に夜な夜な霊光が現れるようになりました。そして皇后は韓の国に向けて出帆しました。土地の人々は不思議に思い、皇后が凱旋した際に申し上げますと皇后は、「ここは祖神がわが軍を守ってくれたところである」と喜び、御鏡を捧げ、「わが生霊は長くこの地を鎮めよう」と言われました。これが鏡神社の由来であり、村を鏡村、山を鏡山と呼ばれるようになりました。また皇后は身ごもりながらも出兵し、帰朝後無事の応神天皇を出産されました。それゆえ、この神社は武運長久・子宝安産の神としても崇められ、境内には臨月を迎えた母の姿をした御神木もあります。