子宝・安産御神木

二ノ宮に向かって左手には、ひっそりとたたずむ楠がございます。その姿はまるで臨月を迎えた女性のような姿をしております。一ノ宮の御祭神である神功皇后が宝の国・新羅に出兵する際に、皇后は身ごもりながらも出兵したと伝えられており、帰朝後無事に応神天皇を出産されました。この楠はその御神徳を受け、臨月を迎えた母の姿に育ち、子宝・安産・夫婦円満の御利益があるとされ、皆様に親しまれております。

子宝・安産御神木 源氏物語歌碑